アイテムを売る


売る方法について

SLの楽しみの一つとして、自分で作ってみたものを販売するという機能があります。
ここではアイテムの販売方法、ルールを説明しようと思います。

1.販売設定(現物売り)
  現物をそのまま売る方法です。

  利点:商品を見た人が実際に触ってみて判断ができるので商品を理解しやすい。
  欠点:商品のプリム数が多い場合、土地に置けるプリムが減ってしまいます。  

  
  現物売りする場合の設定
  まず売りたい物を編集し、編集ウインドウを出します。そのあとに以下の設定をしてください。

  @販売対象にチェックを入れます。
  A真横のコンボボックスで「コピー」を選びます。
    そのほかに、オリジナルを選ぶ方法もありますが現物自体が売られてしまうので
    商品として売る場合はお勧めできません。
  B価格を設定します。
    フリー(0L$)にする場合は0にすれば良いです。好きな値段をつけることができます。


2.販売設定(箱売り)
  商品を箱(商品テクスチャを張ったプリム)に詰めて売る方法です。

  利点:プリムは最低で1プリムで済む。服等現物をREZできない物も売れる。
  欠点:商品を箱に張り付けてあるテクスチャでしか判断できないので、
      買う側が商品がどのようなものか想像するしかない。

  
  箱売りする場合の設定
  まず箱作りです、適当なプリムを作りテクスチャを張ります。
  その後以下のように設定をしてください。

  @箱に名前をつけておきます。
   商品の箱の名前をつけておきます。後でつくるスクリプトの関係上名前の後に値段も書いておくとよいです。
  A販売対象にチェックを入れます。
  B真横のコンボボックスで「中身」を選びます。
    箱の中身だけ売る設定です。
    そのほかに、コピーを選んで置くと、箱ごと売る設定になります。
  B価格を設定します。
    フリー(0L$)にする場合は0にすれば良いです。好きな値段をつけることができます。  

  
  次に箱の中身を作ります。箱の編集画面で「中身」タグを選びます。
  そして以下の手順を行います。

  @作った商品をドラッグ&ドロップで入れます。
  A新しいスクリプトボタンを押します。(商品名表示のスクリプトを入れます。)
  B新しく追加されたスクリプトをダブルクリックして編集画面を出します。
    そしてスクリプトを入れます。これは箱の名前を表示するスクリプトです。

default
{
   state_entry()
   {
       llSetText(llGetObjectName(),<1,0,0>,1.0);
   }
}

   保存ボタンを押すとスクリプトが書き込まれ、商品が表示されます。
   表示後スクリプトは一覧からDeleatキーで消してもよいです。(プリムに記憶されます。)

3.ベンダーによる販売
  複数の商品をベンダーにいれて販売する方法です。

  利点:プリムは最低で1プリムで済む。(見栄えをよくするとプリム数が多くなる場合も)
  欠点:入っている商品があまりにも多くなると、すべての商品を確認する事が非常に大変になる。

  これについては、また別項で作り方を追加する予定です。
  販売されている物を利用する方法もあります。

  FJ参加者にサンプルを配っていますので、SL内で声をかけてくれれば教えます。


売る場所の確保について

商品ができた!売ってみようとなった時に販売場所を確保しなくてはなりません。
SLの土地は基本的にどこも「誰かの所有地」であり、自分勝手に商品を置くと必ず問題に発展します
ここでは商品を売る場所の確保方法を紹介します。

1.モールを借りる。
  SL内には至る所にモールが存在します。
  モールとは小さく区切られたスペースにお金を払う事で1週間販売する事ができるという物です。
  販売する場合はなるべく「同じジャンル」の物を選ぶと良いと思います。

  ただ、モール自体が大量にありすぎるので、一部ジャンルを除いて
  モールに商品を置いても売れる可能性はかなり低い
です。

  一部ジャンルとは、例えばFurryアバターの集合モール等「○○がほしいなー」→「じゃぁここ行ってみなよ」という感じで
  有名で誘導に使われるような場所です。無人の人やキャンプ等で人気を水増しするようなモールでは難しいと思います。
  (また人気がある所だからと言って全く違うジャンルの商品を置くのはお勧めできません。空気読んでください。)
  もちろん、そのモールのルールにも目を通しておきましょう。

  ただ、無名であっても非常に安いのであれば利用価値はあります。
  商品を置くのはもちろんですが、項4のXStreet用のマジックボックスを置く場所としても使えばいいんです。
  大体安いモールは1週間50L$前後です。

2.土地を買う。
  一番王道のやり方です。 自分で土地を購入して、お店をつくり商品を置く。
  但し、毎月維持費が発生するので、ある程度商品が売れるようになるまで店を持つ事はお勧めできません。
  先に土地を用意して後から商品を作ろうとして挫折する人を良くみてきました。
  目的と手段が逆になっては成功するはずがありません。

  もし土地を買って店を作る場合は、まず自分の商品が売れる事がわかってから持つようにしましょう。
  もちろん、すでに土地を持っていて遊んでいるなら、そこの一角にお店を持つというのもアリです。

3.友達の店に置かせてもらう。
  結構姑息ですが、商品が1個程度であれば友達に置かせてもらうという手もあります。

4.Xstreetを利用する。
  SLのネットショッピングXStreetを使う方法です。
  基本的にMagicBoxと呼ばれる1プリムのスクリプトを土地に置く必要があります。(60日無料で置くサービスもあるらしい)
  登録方法はココから。
  おそらく1〜3を使うより一番認知されやすい為、本気で売るならばこちらを利用したほうが良いです。

5.所属しているグループを利用する。
  所属しているグループにはメンバーが利用できる販売スペースを用意している所もあります。
  もし、そういう場所があるならば、管理している人と相談してみましょう。

  FJも一人3プリムまでという条件付きで商品を置くスペースがあります。
  うん、売れるかどうかと聞かれるとびみょー